豊田市の志満屋が徳川家康や松平郷など戦国好きのお土産にオススメの理由

徳川家康の先祖・松平氏が発祥したのは現在の豊田市。そこに松平郷(まつだいらごう)という、いわば徳川氏の原点みたいな場所があります。近くには大給城や松平城など見どころがある山城もあるのです。そんな松平に行った時、私もよく立ち寄るのが志満屋というお菓子屋さん。ここには歴史好き、特に戦国好きの心をグイッと掴む商品があるのです。

>>志満屋の地図

歴史好き必見の理由とは

志満屋は和菓子屋と思いきや洋菓子も作っています。定番の人気商品から季節、期間限定のものまで。

私がなぜ志満屋が好きなのかというと、美味しいし松平ゆかりのネーミングの商品が多いから。自分用にも買っていきますし、お世話になっている歴史好きの方へのプレゼント、あと以前は戦国好きの方へのホワイトデーのお返しとして贈ったこともありました。オススメがいくつかあります。

いつも買うやつ

このお菓子のネーミング、天下峯(てんがみね)とは、徳川家康の先祖・松平親氏(まつだいら ちかうじ)が戦乱の世が収まるように祈った場所の地名。豊田市にあります。中身はチーズまんじゅうで、チーズが好きな方には特にオススメ。セットでも販売してますし、単品でもOK。

要注意の和菓子!

私が個人的に志満屋でイチオシの和菓子が権現もち。徳川家康が死後、東照大権現として祀られたのでゆかりの地というネーミングなのでしょう。さて、この権現もちですが、イチオシですが実は要注意の危険なお菓子でもあります。

その理由は箱に個別に入っている注意書きにもあるように必ず一口で食べるということ。なぜならこの権現もちの中には、濃厚な液状のゴマ餡が入っているので、一口で食べないと途中で餡が流出します。そうなると口の中でのゴマ餡と皮の絶妙な配合比率が変わり、うまく味が溶け合わないからです。

試しに切ってきるとこの状態。みるみる中の濃厚ごま餡が流れ出ます。これは皿の上で切りましたが、この状態を口の中で再現します。すると濃厚なゴマ餡と皮が口の中で混ざり合い、絶妙な歯ごたえと味の組み合わせ現象が起きます。これが私が権現もちが好きな理由です。

志満屋に学ぶこと

志満屋のお菓子を長年食べ続けていて感じることは、地元愛がすごいということ。志満屋がある場所から車で10分ほどで徳川家康の先祖の松平発祥の地・松平郷があります。そこの初代・松平親氏から数えて徳川家康は九代目当主。つまり天下人の原点の地です。その誇りがお菓子に現れているので、松平郷に行った帰りによく立ち寄ります。だから地元愛、ネーミングって大事だと思います。

和菓子はもちろん、洋菓子もあるので、好みのお菓子が見つかると思います。大給(おぎゅう)城などの山城巡った後でもよいですし、松平郷でのオススメお土産の志満屋です。

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