カステラより古い南蛮菓子!平戸藩御用達のカスドースとは

長崎県

長崎県平戸市のカスドースとは、安土桃山時代(戦国時代)に平戸に伝わった西洋の南蛮菓子で、一節によるとカステラより先に日本に伝来したといわれています。

鉄砲伝来の頃から日本に西洋の船が来航する様になり、様々なお菓子が日本に伝わりました。カスドースもそのひとつです。江戸時代になると平戸藩御用達のお菓子になり、その製法は門外不出。庶民も口にできないほど高級でプレミアムなものになりました。

現在では平戸名物として誰でも購入できますが、どんなものが使われどんな味がするのか?早速試してみました。

 

蘇った南蛮菓子

カスドースは江戸時代の後に製造されなくなり、一度途絶えた歴史があります。それを昭和初期に湖月堂老舗(こげつどうろうほ)が復活させました。ちなみにカスドースという名称は湖月堂老舗の登録商標です。

 

原材料は鶏卵、砂糖、小麦粉、みりん、以上。保存料や着色料などは入っていません。口に入れると卵の風味と砂糖の食感が心地よいです。江戸時代は砂糖は庶民が口にできないほど高級品でした。また鶏卵も現在とは比較にならないほど高価でした。屋台の寿司で一番高価なネタが卵焼きだったとか。

その高級な卵と砂糖をふんだんに使ったお菓子ですから、藩主のおやつというより贈答品に近かったのでは?と思います。

 

城下町に残る名店も

かつての平戸城の城下町で営業している蔦屋(つたや)もカスドースが人気の和菓子店です。

私の感想ですがカステラより先に日本に伝わった西洋のお菓子ということで、お菓子好きの方はもちろん、歴史好きの方にも食べてほしい逸品だと思いました。その理由はカステラの先輩にあたるお菓子なので、カステラと比較できるからです。このお菓子の歴史も面白いものだと思います。

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