滋賀県長浜市の親玉本店は、長浜市の中でも代表的な和菓子・親玉饅頭を製造販売する店舗です。
滋賀県長浜市といえば、令和八年(2026)のNHK大河ドラマ・豊臣兄弟で、豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)が初めて城をもらった場所として有名です。その長浜城下の和菓子とは、いったいどんなものなのか?実際に店舗に行ってみました。
旧城下町にある店舗
かつての長浜城の城下町は、現座では黒壁スクエアという商業地区になっています。その一角にある親玉本店。店内には買った商品を食べることができるイートインスペースもありました。
今回は親玉まんじゅうの紅白を購入。夏の賞味期限は2日。また酒饅頭なので、買った直前に食べるのが一番美味しいです。ところでなぜ親玉饅頭は親玉なのか?これには歴史のエピソードがありました。
親玉饅頭のしおりによると、この店は天保年間(1830~44)に創業し、地元や周辺からの方版もよく、時の領主に献上したところ『茶の風味を増す良菓、まんじゅうの親玉なり』と評価していただき、それが長浜名物ともいえる和菓子の親玉まんじゅうの由来になりました。
領主って誰?
ちなみにこの天保年間(1830~44)は、長浜城はすでに廃城になっており、かつての城下町は彦根藩領になっていました。この時の彦根藩主は14代・井伊直亮(いい なおあき)。
つまり親玉本店の伝承が正しければ、この饅頭を食べて『茶の風味を増す良菓、まんじゅうの親玉なり』と言ったのは彦根藩14代藩主・井伊直亮(いい なおあき)ということです。ちなみに次の15代藩主が歴史の教科書でも有名な井伊直弼(いい なおすけ)です。
私の感想
私が親玉まんじゅうを勧める理由はいくつかあります。まず薄皮で食べやすいということ。これは親玉まんじゅうの断面図ですが、餡9:皮1くらいの割合でしょうか。皮を口の中に入れた瞬間に餡の存在感がど~んと入ってくる。この感じがタマラナイです。
また餡は甘さ控えめで食べやすい。口の中に甘さが残らないというか、クドくないから、すぐに次が食べたくなります(←要注意!)。
と、こんな感じで長浜城の城下町で必ずチェックしておきたい親玉まんじゅう。創業は江戸時代なので、豊臣秀吉や豊臣秀長が食べた和菓子というわけではありませんが、城巡りで疲れた時にほっこりできる和菓子だと思います。
