ういろうの元祖は小田原だった!北条早雲が京都から招いた和菓子

神奈川県

名古屋をはじめ全国いろんな場所で販売されている『ういろう』の元祖は神奈川県小田原市というのをご存知でしょうか?しかも戦国時代が関係している和菓子なのです。今回はそんなういろうの話をまとめてみました。

 

北条氏初代が招いた和菓子

小田原のういろうの歴史を簡単にまとめると以下のとおりです。

●創業は応安元年(1368)

●元朝(中国)の役人 陳延祐(ちんえんゆう)が博多に亡命。日本に帰化して陳外郎(ういろう)と名乗る。

●息子の陳外郎大年(たいねん)が、三代将軍足利義満の招聘を受け京都で医術や大陸の知識、外交力を発揮し朝廷や幕府に重用された。

●陳外郎大年は家伝薬「透頂香(とうちんこう)」を作り評判になる。またお菓子の「ういろう」も作り評判になる。

●応仁の乱(1467)で京都は荒廃し、伊勢新九郎(後の北条早雲)の招きで五代目が小田原に移住。豊臣秀吉の小田原攻め(1590)で北条家は滅亡。外郎家は商人になる。

 

そして本店


ういろう本店は小田原城址公園の300mほど南にあります。小田原城からの所要時間は徒歩で5分ほどの近さです。外観は城?と見間違えるほどインパクトがあります。またすぐ南を通る国道1号線は旧東海道です。

>>ういろう本店の地図

>>ういろう本店公式サイト

 


店内ではういろうをはじめ、数種類の和菓子を販売しています。ういろうだけでもこれだけ種類があります。

 

今回は『白』をチョイス。理由は昔売られていたものに近い味かなと思ったからです。

 

全国に唯一軒「ういろう」の本舗は小田原にあるのみです。「お菓子のういろう」は、約六百年前に外郎(ういろう)家の先祖が、京都在住の折に、自ら作って客の接待に狂したものであります。これが「薬のういろう(透頂香:とうちんこう)」の苦い味と対照が良かった為、たちまち朝廷や幕府を始め、貴紳の間で評判となりました。

以来もてなしの菓子として、先祖の気持ちを大切にし、伝統の棹型で、小田原でのみ販売しております。室町時代より続く、独自な食感と素朴な風味をお楽しみ下さい。

原材料も砂糖、米粉、小麦澱粉、水飴のみのシンプルなものです。

 

私の感想

ほんのりした甘さが食べやすく、モチッとした食感が印象的でした。私は城巡りや史蹟巡りが好きなので、小田原城に行った時のお土産のひとつにういろうを選びます。その理由は、戦国時代ゆかりの和菓子ですし、アレンジされたういろうもあるからです。小田原に行った時にチェックしたい和菓子のひとつです。

 

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